素材と身体に寄り添う、ニッポン人のための椅子
「neojaponica」は、日本人の身体に真摯に向き合い、天然素材の特性を最大限に活かして生まれた椅子です。
中心となる素材は「杉」。
日本の気候と人の暮らしに、最も寄り添ってきた木です。
杉は湿度の高い夏でも汗ばんだ肌にまとわりつかず、水分を自然に吸収してさらっとした感触を保ちます。冬は空気を多く含むため、触れた瞬間にヒヤッとせず、やさしく温もりを感じさせてくれます。
また、手に伝わる柔らかさ・軽さ・やさしさは、木の呼吸やぬくもりを感じさせる「人に寄り添う素材」といえます。
家具材としては「柔らかく傷つきやすい」と敬遠されがちな杉ですが、実は非常に軽く、単位重量あたりの圧縮強度は鉄をも上回るほど。多くの空気を含むことで断熱性・調湿性にも優れ、暮らしの中で快適な環境を保ってくれます。
私たちはこの杉の“癖”を弱点ではなく個性として捉え、構造的に最も美しく活かす設計に挑みました。
座面には杉を、強度が求められる脚部には粘りのある樫(かし)を使用。木に無理をさせず、それぞれの特性を活かす「適材適所」の発想が、neojaponicaの基本構造です。
背もたれには極厚の一枚革を採用。骨盤をしっかり支える弾力とハリがあり、長時間座っても疲れにくい仕様です。本革の採用はコスト面では挑戦でしたが、「本当に良い素材だけを使いたい」という私たちの信念をかたちにしました。
さらに、neojaponicaは用途に合わせて姿勢を変えられる2way仕様。
浅く座れば前傾姿勢になり、仕事や読書など集中に適した体勢に。深く腰掛ければ背中を預け、安らぎの時間へと変わります。
ダイニング・リビング・ワークスペースなど、多様なシーンに自然と馴染む、新しい椅子のかたちです。
坐禅や正座といった日本古来の「座る文化」から着想を得て、現代の暮らしに再構築したneojaponica。
それは、素材と対話し、人の身体に真摯に向き合って生まれた「ニッポン人のための椅子」です。
[ 材料:本体 杉、樫 / 背 天然牛革 ]
- サイズ
- Sタイプ:520 × 480 × 750 (SH 430)
Wタイプ:605 × 480 × 800 (SH 430) - 接着剤
- でんぷん糊
- 仕上げ
- 蜜蝋仕上(座面無塗装)
- 備考
- 脚長さカットサービス有






